ディズニープラスのドラマ「DOPESICK」ドープシックとは?

DOPESICKオピオイド危機のネタバレ感想 ドラマ/コメディ
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マイケル・キートン主演の実話ドラマ「DOPESICK~アメリカを蝕むオピオイド危機」をディズニープラスで観ました!ドープシック?ドペシック?何と読むのかわかりづらいですが、正解は「ドプシック」でした。

日本ではディズニープラスでしか観れませんのでご注意ください。

全8話で実話にもとづいたドラマなのでとても見ごたえがありますよ。

利益のために捏造したデータで世界中に鎮痛剤を販売しようとする製薬会社、その嘘を暴こうとする連邦検事たちの対決です。

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DOPESICK?オピオイドとは?

DOPEは麻薬を意味しています。そしてSICKは病気、DOPESICKは造語のようで辞書に出てこない単語です。だから読み方もわかりませんよね。

ドラマの中では「ドプシック」と言っていました。

日本語表記で「ドプシック/DOPESICK」としたらタイトルの浸透が良かったのでは?せっかく良いドラマですから、もっと口コミで広まって皆さんに観てほしいと思います。

ちなみに、ドラマの中で「DOPESICK」を「禁断症状」と訳していましたよ。


このドラマは主演のマイケル・キートンがゴールデングローブ賞 テレビ部門 男優賞、全米映画俳優組合賞 男優賞を受賞しており、その他にも数々の賞にノミネートされています。

さらに興味がある人は、HBOドキュメンタリーを観てはいかがでしょう?「巨大製薬会社の陰謀 / THE CRIME OF THE CENTURY」がU-NEXTで配信されています。

Netflixには「ザ・ファーマシスト オピオイド危機」があります。

DOPESICK あらすじとキャスト

アメリカ・バージニア州の田舎町が舞台。善良な医師を「バットマン」などでおなじみのマイケル・キートンが演じています。

父親とともに炭鉱で働く若き女性に「ブックスマート」のケイトリン・デヴァー。パーデュー製薬会社の販売員に「ミッドサマー」のウィル・ポールター。

ごく普通の生活をしていて、ケガをしたり事故にあったり、当たり前のように使う鎮痛剤が依存性のもので中毒になってしまうとしたら?

ここで描かれている人々は働き者の娘に、心の優しいまじめな医者、そんな二人も痛みをとるために処方された薬で依存症になってしまう。最悪の場合は死に至る恐ろしい鎮痛剤を…。

ただ正義感のために悪の正体を暴こうとする人々がいることが救いです。

連邦検事にジェイク・マクドーマン、検事補にピーター・サースガード、ジョン・フージナッカー、麻薬取締局の女性捜査官はロザリオ・ドーソンが演じています。

DOPESICK ネットのレビュー

私が利用しているFilmark(映画やドラマの感想や評価をするサイト)のレビューからまとめました。

主演が名優マイケル・キートンのせいもあるでしょうか?このドラマ目当てでディズニープラスに加入したというレビューをちらほら見かけました。

時系列が行き来するのでしっかり見ていないとわからなくなるという声もあります。確かに1996年のことを描いているかと思えば2005年のシーンになったり、少々わかりづらい点だけが難点だと思います。

実話なので見ていてツラくなるという声には賛同しました。見ごたえがあり今年のベストドラマに入るという良いレビューもかなり目にしました。

点数の厳しいFilmarks(日本のレビューサイト)で5点中4.4はかなり良い点数ですよ!

ディズニープラスでしか観られないうえ、アマゾンでレビューがないので観るかどうか迷う人もいるでしょうが、シリアスでしっかりしたドラマが観たいなら絶対おすすめします。

アメリカでのレビュー情報サイトIMDbとROTTEN TOMATOSの評価もとても良いです。

IMDb 8.7 / 10
ROTTEN TOMATOS 88%



ドラマの中で印象的だったのは、
この鎮痛剤の依存度は高く、断薬してから2年以上たたないと完全に断ち切ることができず、クリーンになってもストレスで再発してしまうこと、それが善良な一般人に起こっている本当に恐ろしい話です。


金がすべてを支配する腐敗した製薬会社の一族と、それに立ち向かう正義感あふれる連邦検事たち。とても見ごたえがありました。


ちなみにこの実話は最終的にどうなったのでしょう?

過去20年間で全米で50万人の死者を出したオピオイド中毒、バーデュー製薬会社のサックラー家は、オキシコンチンをめぐる数々の訴訟の和解金として45億ドル(約5000億円)を支払い、2024年までに解散することになるそうです。
参考:米富豪サックラー家の製薬会社パーデュー解散へ、オピオイド危機で

DOPESICK 評価と総評

鎮痛剤といえば、最近、歯痛を発症して2週間にわたり鎮痛剤を手放せなかった体験をしました。もしこれが依存性のある鎮痛剤だったら?止めたくても脳が欲する怖い薬だったら?恐ろしすぎます。

誰もが依存症になりたくてなったわけではありません。正常な生活を送りたいために鎮痛剤を服用しただけなのに、ドラッグ中毒になってしまう、恐ろしいことだと痛切に感じました。

依存症になってしまった人々が地獄のような苦しみから、どうやって這い上がるのかも見どころです。現実的で人間がしっかり描かれ見ごたえのあるドラマが観たい方におすすめです。

余談ですが、ドラマの中でマーケル・キートンが食事をしているシーンは、いつもケンタッキーフライドチキンを食べていますのでチェックしてみてください。

「DOPESICK~アメリカを蝕むオピオイド危機」はDisney+独占配信です!

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