悲しいことに2020年から世界中が変わってしまいました。2021年には明るいニュースが聞かれることを望みたいです。
映画でみる光景が現実になっている今、改めてウイルスを扱った映画を観てみるとヒントになることがあるかも?ここではベスト3を選んでみました。
ちなみにゾンビになっちゃう映画は入れていません。あくまでも現実感のある映画を選んでいます。
第一位は間違いなくコンテイジョン!
1位コンテイジョン
コンテイジョンは映画として本当に素晴らしいです。
冒頭、ウイルスがどのように広がっていくかを描くシーン、音楽と映像だけでみせてくれます。セリフなしで進むこのシーンがすごく好き!
実際に現在悩まされている私たちには実感として怖さがわかると思います。
ウイルスに感染した男性が具合が悪そうに船からバスと移動していきますが、手すりなどを触るわけです、ごく普通の動作ですが、その手のクローズアップ・・・ゾクッとします。
そして、この映画が素晴らしいのは圧倒的に有名な映画俳優を使っていることです。しかも、主役級の俳優をあっけなく死なせてしまう所がいい・・・。
初めに出てくるアメリカ人女性は、グウィネス・パルトロー。アイアンマンの恋人ペッパーでおなじみ。
グウィネス・パルトローの夫役にマット・デイモン。数々のヒット作に出演しています。
CDC(疾病予防管理センター)の医師に、 ローレンス・フィッシュバーン。この方はマトリックスシリーズのモーフィアス役で有名ですね、というか私は、この人を観るとモーフィアスと心の中でつぶやきます。
もう一人、クラスターの追跡をするのが、 ケイト・ウィンスレット。タイタニックほかに出演している美しい女優さんですね。
また、ウイルスで一儲けしようとたくらむブロガーにジュード・ロウ。リプリーやシャーロックホームズシリーズで知られています。
そして、私は知らなかったのですが、フランスの女優マリオン・コティヤール。
コンテイジョン 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、
映画のレビューを集積するウェブサイトRotten Tomatoesは165個のレビューに基づき、好意的な評価の割合を84%、評価の平均を7.2/10、批評家の総意を「緊張感があり、しっかりと画策され、そして優れたキャストによって支えられた『コンテイジョン』は、際立って洗練された—そして恐ろしい—ディザスター映画である」としている。
と記載があり、納得のひとことです。
コンテイジョン、絶対に観て欲しいです。レーティングはG(全ての年齢層が鑑賞可能な区分)なので家族で観ても大丈夫です。
2位復活の日
1980年の映画なので、若い方より中年以上の方にお勧め。何となく懐かしい風景が広がります。
復活の日 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』『復活の日』(ふっかつのひ)は、小松左京が1964年に書き下ろしで発表した日本のSF小説である。また、同作を原作に、(旧)角川春樹事務所とTBSの製作により、1980年6月に東宝系で公開されたSF映画である。英題は“Virus”。
角川映画が日本で全盛期の頃の作品でしょうか、製作費が25億円だそうです。
若い頃の草刈正雄の美しさ、ロミオとジュリエットのオリビア・ハッセー、布施明と結婚した時は驚きました。
何かと叩かれている千葉県知事の森田健作(正義感あふれる若者役がよく似合っていた)も出てますよ。
復活の日は古い映画ですし、上映時間は2時間半と長いのですが、見ごたえがあり最後まで飽きずに観ることができます。だらけてしまうシーンは家で観ていると飛ばしてしまうことがありますが、そんなことも無かったので面白かったとお勧めできます。
冒頭のウイルスが蔓延してパニックになり医療崩壊しているシーンは、こうなったらどうしよう、本当に医療崩壊で治療を受けられずに死んでしまうよ、だから外出自粛がんばるしかないよ、と思いながら観てました。
復活の日は、自然ウイルスではなく細菌兵器。日本の俳優陣も素晴らしいですが、ロバート・ヴォーンやジョージ・ケネディなどアメリカの俳優もでているので豪華な映画だなと思います。アマゾンのレビューを読むとツッコミどころ満載という声が多々ありますが、どの辺を突っ込みたくなるかは実際にご覧になって確認してみてください。
深作欣二監督は仁義なき戦いシリーズ、バトルロワイアルシリーズなど多数。
3位アウトブレイク
出演は、ダスティン・ホフマン、レネ・ルッソ、モーガン・フリーマン、ケヴィン・スペイシー、パトリック・デンプシーなど。
アウトブレイク (映画) 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アフリカからアメリカ国内に持ち込まれた猿によってエボラ出血熱に似たウイルスが入り込みます。
ひとつの街に蔓延し、アメリカですからすぐに軍隊が出動して町ひとつを封鎖してしまいます。そもそもこのウイルスは過去に発生しており、軍の上層部が隠ぺい工作を働いていたことがあるいわくつきのもの。
その辺の絡みもあるのでハラハラ感が倍増します。
ウォルガンフ・ペーターゼン監督は、Uボート、ネバーエンディングストーリー、エアフォースワン、パーフェクトストームなど。
ウイルス感染を扱った映画はこの三本だけ観れば十分です。
番外 感染列島
ちなみに日本のウイルス映画としては「感染列島」が名前に上がりますので観てみましたが・・・がんばって30分ほど観て退場。
この手の映画に絶対に必要な緊迫感なし、無駄なシーンが多いかな?早回ししてザッと送りましたが、そのような気がします。観てない映画を語るなと言われるかもしれませんが、最後まで観ることができなかった映画です。
ウイルス映画の配信
私がおすすめした「コンテイジョン」「復活の日」「アウトブレイク」すべて観れるのはU-NEXT(ユーネクスト)、Hulu(フールー)では復活の日以外、Amazonプライムは復活の日のみ、あとは有料配信。 2020年4月30日の情報です。