第4話「新しい友人」を観たら、今どきの多種多様性をストーリーに盛り込んでいて、なんだか息苦しい居心地の悪さを感じました。
そういう世の中じゃない時代を生きてきた人ならわかるかもしれない、この感覚。やはり、オリジナルのセックスアンドザシティが流行っていた当時と今では時代が違う!それにつきるのかもしれません。
ブラックの友人がいないとダメなの?
現在の多様性、肌の色はおろか、性別を区切るのも間違っている、そういう時代に頑張って追いつこうとしているけど、本音を言うとまだしっくりいかないのは50代以上?
そのあたりの年代の人たちは、現代の常識の流れに間違いがないように生きている、のかもしれない。そんなことをふと感じた第4話でした。
シャーロットが黒人の友達がいないのはダメなのよ、みたいな感じで無理していろいろと合わせようとしていませんでした?
ミランダにもそういったシーンがどこかにあったと思います。
何となくですね、見ていて現代に合わせようとムリをしている、そんな気がするんです。ただ世間の評価はこれによって当然上がるでしょうが。
FRONTROWさんのこちらの記事を読んで、あーなるほど、その通りと思いました。
【第1話レビュー】『AND JUST LIKE THAT… / セックス・アンド・ザ・シティ新章』懐かしのオープニングと衝撃のエンディングで50代女性たちの新たな物語が幕開ける
ぎこちない多様性、それこそが狙いなのでは?
本作で描きたいのは、目まぐるしく変わる社会の中で適応しようとする50代のリアルなのではないだろうか。
そうそう、私もそう感じました。
おばちゃんたちが、ちょっと空回りしながらも現代の波にうまく乗れるよう頑張っていると感じていました。
スタンフォードは悲しみの降板
スタンフォードは東京に行ってしまった設定なんですね。パートナーとは離婚するとか、置手紙が・・・。
こればかりは、もう仕方ないですね。
スタンフォード役のウィリー・ガーソンは、病気であることを共演者には知らせていなかったそうです。57歳の若さで、すい臓癌により亡くなっています。
チェ(サラ・ラミレス)はグレアナが懐かしい
ノンバイナリーのポッドキャスト司会者チェ・ディアスは、現実世界でもノンバイナリーである俳優のサラ・ラミレスが演じている、そうですが・・・。
ノンバイナリー、って何?
ノンバイナリーとは、自身の性自認・性表現を「男性」「女性」といった枠組みに当てはめようとしないセクシュアリティを指します。
まぁ、サラ・ラミレスは、グレイズアナトミーではグラマラスで色気のある印象的な女医を演じていました。なので、降板後に髪型をガラリと変え、カミングアウトした時はビックリしました。
ちなみに、映画「ユーガットメール」がデビュー作でスーパーのレジ係でチラッと出てきます。
And Just like that を独占配信しているのはU-NEXTですよ。全話観られます。
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