ストレンジャーシングスのシーズン4が配信され世界中で話題になっていますが、シーズン1から内容を振り返ってみたいと思います。あらすじは超簡単にまとめました!
子供たちがでてくるので、ストレンジャーシングスは彼らの成長する姿を見るのも楽しみのひとつです。主人公のイレブンは特殊な能力がある女の子で、その能力を使うと鼻血がダラーっと流れるのが定番ですね。
ストレンジャーシングスとは?簡単に
超能力少女と裏世界の怪物
この物語には不思議なものが二つ出てきます。一つは手首に011と刺青をされたイレブンという超能力をもった少女、そして彼女がゲートを開けた裏側の世界に住む怪物、これら二つがストレンジャーシングスなのかなとシーズン1で思いました。
イレブンはもとからそのような力があったのか?隔離された施設で冷酷な実験をされていたのはどうしてか?など、徐々に判明していきます。裏の世界の怪物は一体何なのでしょうね?
時代設定は80年代!
このドラマの時代設定は80年代なので、若い方には新鮮に、年配の方には懐かしく感じるでしょう。
シーズン1は1983年、シーズン2は1984年、シーズン3は1985年、シーズン4は1986年です。ドラマの中では当時のヒット曲がかかり、人気のあった映画やスターの名前がでるので、80年代が青春だった人は懐かしいと感じるはずです。
当然、ドラマの中ではスマホはないので公衆電話ですし、音楽はカセットテープのウォークマン!
ここでは、ストレンジャーシングスのあらすじをシーズン1からシーズン4まで簡単にまとめましたので参考にしてください。
ストレンジャーシングス シーズン1あらすじ
アメリカの田舎町ホーキンスに住むウィル、マイク、ルーカス、ダスティンはオタク系仲良し四人組、ゲームを終え帰宅中にウィルが行方不明になる。
のちにウィルの死体が見つかるも、母親のジョイスは、電話での息遣いや電灯がつくなどの現象からウィルの生存を信じている。
町のホーキンス研究所ではある実験が行われていた。そこから逃げてきた一人の少女。行方不明になったウィルを探すマイク、ルーカス、ダスティンの三人は、頭が丸刈りでたどたどしい言葉を話す少女イレブンと出会う。三人はイレブンをエルと呼ぶことにし、マイクの家に内緒でかくまうことする。
ホーキンス警察署の署長ホッパーは町にある研究所が怪しいと思い忍び込むが、そこで得体のしれないものを目にする。
マイクの姉ナンシーは、好意を持つスティーブの誘いに友達のバーバラと出かけるも、バーバラは行方不明になってしまう。ナンシーはウィルの兄ジョナサンと協力してバーバラとウィルを探そうとする。
エルは、裏側の世界でウィルが生きていると言い、研究所でやっていた実験と同じように水につかり裏側の世界に行き、ウィルとバーバラを探す。
ホッパーとジョイスは再び研究所に忍び込むがつかまってしまう。エルの居所を教える代わりに裏側の世界へウィルを探しに行くことを納得させる。
そのころ、学校にいたエルたちを捕らえにやってきた研究所の兵士たちも裏側の世界から出てきた怪物に次々襲われ、マイクたちも危機一髪、唯一、戦えるのはエルだけだった。エルは怪物を倒し消えてしまう。ウィルはホッパーと母に助けられる。
わたしの感想
何が起こるかわからないワクワクドキドキのドラマですね。はじめて観た時は夢中になりました。子役たちが個性的でいいなと思うけど、ウィノナ・ライダーの演技が暑っ苦しい~と感じてしまうのはなぜ?昔はクールビューティな感じだったけど..
ストレンジャーシングス シーズン2あらすじ
シーズン1の結末から約1年後、ウィルは突然、裏の世界とリンクしてしまう現象が起きていた。学校には新しい女の子マックスが転校してくる。ゲームがうまいことからルーカスとダスティンは彼女を仲間に入れようとする。
ウイルは奇跡的に生還したことでホーキンス研究所に通い、経過観察を受けていた。ウィルが最近おかしくなっているのは明らかなのに研究所では静観を決めているのを不満に思う母のジョイス。
ホッパーはホーキンスのかぼちゃ農園で不思議な現象が起こっているのを知る。一面腐ったかぼちゃ畑を調査中に、地下にとじこめられてしまう。地下に張り巡らされた触手は、ウィルとシンクロしていた。
姿を消したエルはホッパーの保護のもと暮らしていたが、マイクたちと会いたくてたまらない。そのせいでホッパーと険悪になってしまう。
ダスティンはハロウィンの夜にトカゲのような生物を見つけ、ダルタニアンと命名し飼うことにするが、それは大きくなっていき脱皮し姿を消す。ダスティンはスティーブに助けを求める。
一匹だと思ったダルタニアンが複数やってきて危機一髪のところ、それらは突然姿を消す、マイクたちはホッパーに助けられる。
ダルタニアンはどこへ行ったのか?実は、裏の世界にコントロールされているウィルが指示した場所に集結していたのだった。研究所にはたくさんの怪物が出てきて被害がおさまらない。
その頃、エルはすでに正気を失っている母に会いに行き、研究所で同じ境遇にあったインド人の少女カリにも会っていた。
カリは研究所で痛めつけられた復讐を誓っており、悪事にも手を染めていた。エルはホーキンスでみんなの危機を知り町に戻ることに。
ホーキンス研究所でのモンスターの襲撃から逃れるため、危機一髪の状況を打開したのはジョイスの恋人ボブだった。スティーブやジョナサンたちと合流し、熱に弱い怪物を退治するため、ウィルの身体からモンスターを追い出すために協力して戦うことに。
裏世界のゲートを閉じるのはエル、援護するのはホッパー、無事にゲートと閉じることに成功するのだった。
わたしの感想
ルーカスがマックスと話をしているのを残念そうに見るダスティン、そんなダスティンの横顔を心配そうに見るスティーブ、このシーンがとても好きでした。意外と細かい心情の描写があっていいなと思う。
ボブは残念だったけど、「エイリアン2」を思い出したなぁ…ストレンジャーシングスは、昔の映画のオマージュがちりばめられているそうですよ。「ダイハード」っぽいシーンもあったなぁ
2話でエルがカリに会いにバスで移動しますが、その時にかかった曲がボンジョヴィの「ランナウェイ」です。エル役のミリーはジョン・ボン・ジョヴィの息子ジェイクと付き合っているんですよね。
ストレンジャーシングス シーズン3あらすじ
シーズン2で裏の世界のゲートを閉じてから1年後。マイクはエルと、ルーカスはマックスとカップルになりイチャイチャすることが多くなっていた。サイエンスキャンプから戻ったダスティンは地元の大学に落ちてアイスクリーム店で働いているスティーブと再会を喜び合う。いつまでも変わらずに皆といたいと思うのはウィルだけになってしまった。
マックスに対するモラハラがひどい義兄ビリーはプールの監視員をしているが、ある日、事故にあい何者かにさらわれてしまう。ビリーは裏世界のマインドフレイヤーに操られ次々と町の人を仲間に引き入れていた。
ダスティンはある日、ロシア語の無線を傍受する、ショッピングモールの地下ではソ連があのゲートを開けようとしていたのだ。
ダスティン、スティーブ、アイスクリーム店に勤めるロビン、その店に通うルーカスの妹エリカの4人で何が行われているのか探ることにする。ソ連軍にとらわれるもかろうじて逃げ出すことに成功。
新聞社にインターンシップで勤めるナンシーとジョナサン、町で起きたネズミにまつわる事件を調べていた。そこでまた怪物があらわれ襲われてしまうが、エルたちに助けられる。すでに新聞社の上司や同僚がマインドフレイヤーにやられていたのだった。
ジョイスは磁石がおかしくなっていることに気づき、ホッパーとともに調べはじめる、ロシア人のアレクセイを捕らえ、ロシア語のわかる元シカゴ・サンタイムズの記者マレーに助けを求め、ゲートを開けようとする装置を止めるためにホーキンス研究所へ向かう。
ホーキンスのショッピングモールの地下にソ連の秘密施設があり、スティーブ、ロビン、ダスティン、エリカの4人は調べようとする。スティーブとロビンはソ連人につかまり拷問され自白に追い込まれそうになる。
ホッパーはロシア人のアレクセイから話を聞くが、ターミネーターのような殺し屋に命を狙われることに、アレクセイは犠牲になる。
ショッピングモールには巨大な蜘蛛のような怪物がエルたちを襲っている。マイクやルーカスみんなで力を合わせて切り抜けられるか?
わたしの感想
シーズン3のメインはビリー、エルが能力をつかってビリーの心を読む時に、ビリーの人格を形成してきた出来事などが描き出されて、ただの嫌なモラハラ野郎でないことがわかります。シーズン2でもDVな父親に怒鳴られている時、恐怖におびえるよりも悔しさで涙を流すビリーには心打たれるものがありました。
「ダイハード」「ターミネーター」思い出させてくれるシーンが多かった、というか、シュワちゃんみたいなキャラだしてきてるよね。
ストレンジャーシングス シーズン4 Vol1あらすじ
カリフォルニアに引越したウィル一家とエル。新しい学校ではいじめにあっているのに遊びに来たマイクには楽しく暮らしていると嘘を言う。あまりのひどい仕打ちに能力が使えなくなっているエルは我慢するしかないが、ある日、いじめっ子のアンジェラにケガを負わせエルは逮捕されてしまう。
しかし、エルを輸送中にホーキンス研究所のオーエンズ博士らに助けられる、その代わりエルのパワーを取り戻すため秘密の場所に連れていかれる。
ホーキンス高校では、マイクとダスティンは、ダンジョンズ&ドラゴンズのサークルにはいり、高校を留年しているリーダーのエディとともにヘルファイアクラブに所属、ルーカスはバスケ部で何とかオタクから抜け出したいと思っている。
バスケ部エースのガールフレンドであるクリッシーが幻覚におそわれている、それはあの裏世界のモンスターだった。クリッシーは幻覚を止めたくてエディからドラッグを手に入れるが、エディのトレーラーハウスで怪死をとげてしまう。
取材に来ていたホーキンス高校の編集者となっているナンシーは新聞部のフレッドとともに現場にくるが、フレッドがクリッシーとまったく同じように死んでしまう。エディは殺人犯として指名手配され逃げ回るが、ダスティンたちに助けられる。
ナンシーはエディの叔父から昔あった事件のことを聞き、それが関係していると思い、犯人が収監されている精神病院へ出むき情報を得る。
マイクとジョナサンたちは、家にいるところを襲われるも手に入れた番号を解明すべくダスティンの友だちスージーをユタ州まで訪ねる。それはエルがいるネバダ州の場所を示していた。
コンパスの動きから電磁場が狂っていることに気づいたダスティン、湖に何かあるとスティーブは潜ってみると、そこにはあのゲートがあった。ゲートから出てきた触手に引き込まれたスティーブを助けにナンシー、ロビン、エディは湖に潜って裏世界にいく。
ナンシーたちは裏と表で意思疎通ができたダスティンたちとゲートを探すことに、始めの事件となったエディのトレーラーハウスにゲートをみつけ、そこから脱出しようとするも、ナンシーは別の裏世界へ引き込まれてしまう。
一方、ロシアでは過酷な状況を生き抜いているホッパー、彼を助けようとジョイスはお金を用意するが仲介人に騙されてしまう。同行したマレーは何とかうまく仲介人と入れ替わりホッパーのいる刑務所までいきつく。
そこではデモルゴンが囚人をエサにしていた。デモルゴンはホーキンスから輸送されたのか?危機一髪のホッパーはジョイスとマレーの助けもあり無事に脱出することができた。
エルは政府が行っているニーナ計画があるネバダ州にいた。そこでは能力を取り戻すために過去の記憶をたどっていたが、自分が他の子どもたちを殺したのではないかと思い込んでいた。しかし、親切にしてくれていた職員が実はワン(001)で能力を封印されていた危険人物だと知る。
わたしの感想
シーズン3でのソ連の関わり方は子供だましみたいな気がして緊迫感にかけていた気がしますが、今回はソ連の刑務所に捕らえられているホッパーの痩せた姿を見ると、過酷な状況がわかり以前よりハラハラ感が増しました。
マインドフレイヤーを操るヴェクナの正体がわかったラストですが、被害者は悪夢に悩まされる…「エルム街の悪夢」を思い出させるとおり、実際にあの映画のこわーいフレディを演じていたロバート・イングランドがヴィクター役で出ていたり、スティーブとロビンが勤めるレンタルビデオ屋にフレディの等身大パネルがあったりと楽しめました。
他にも、「羊たちの沈黙」や「インディージョーンズ」を思い出させるシーンがありました。
それから、ルーカスの妹エリカが口達者でおもしろいです。特に「大変なことが起こっているのよ、私たち死ぬわよ」とマレーに言うも、マレーは「誰だい?4歳の女の子が何を言ってるのかい?」とバカにした口をきいたところ、エリカは「私は10歳よ、ハゲの馬鹿野郎」みたいにマレーをぎゃふんと言わせるシーンが好きで何回もリピート見しています笑
ストレンジャーシングス シーズン4 Vol2あらすじ
VOl.2が7月1日午後4時から配信スタートしました。アメリカが夜中の0時で、サマータイムだから日本では午後4時だそうです。
わざわざVol.2とするので、8話くらいあるのかと思っていたけど配信されたのは2話でした。シーズン4は、ホッパー、ジョイス、マレーがいるソ連。エルがいるネバダ州へ向かうマイク、ウィル、ジョナサン、アーガイルの4人。あとはホーキンスで敵をやっつけようとするダスティン、ルーカス、マックス、エリカ、スティーブ、ナンシー、ロビン、エディの3つのグループでシーンが進みます。キャスト多すぎで名前が浮かんでこないです笑
キャスト紹介はこちら:ストレンジャーシングス登場人物シーズン1~4ストシンのキャスト解説
ホッパーたちはいったん刑務所から脱出できたのに、デモルゴンと黒い影を退治しなければ、アメリカにいるエルたちを助けることはできないとわかり刑務所に戻ります。意外にもマレー大活躍!
マイクたち4人はエルを政府の秘密の施設から救い、仲間のいるところへ戻るには時間がない、そこでアーガイルが勤めているピザ屋の支店の冷凍庫を借り、塩水につかり意識だけでマックスを助けようとします。
マックスたちはナンシーがヴェクナに見せられた未来のホーキンスに衝撃を受け、自分たちがヴェクナを退治すると決めます。マックスがおとりになりルーカスとエリカが見守ります。
ダスティンとエディはヴェクナの周りにいるコウモリのような生物の気をひくために別の場所で走り騒ぎます。スティーブ・ナンシー・ロビンはヴェクナに気づかれ触手に拘束されてしまいます。
危機一髪のところ、エルの意識はホーキンスにいるマックスを救うためにヴェクナと戦いますが、エルの力及ばず、マックスはクリッシーのように手足を折られ….
その頃、ソ連ではマレーがデモルゴンに火炎放射器で攻撃します。すると、ホーキンスのコウモリや触手、ヴェクナまでが次々ダメージを受けます。
やられたかに見えたヴェクナはホーキンスの町の地面を割り、建物を壊し、町では大地震が起きたとニュースになっています。
マックスはいつ目覚めるかわからない昏睡状態または脳死状態に…。ホッパーとジョイスが家に戻り家族の再会で終わりです。
わたしの感想
細かい点のツッコミどころはあります。たとえば、エディの叔父さんのトレーラーに裏世界との出入口ができていたけど、叔父さんはずっとトレーラーにいなかったの?どこで寝起きしていたのか?とか…まぁ目をつむっておきましょう。
Vol.2の前に誰が死ぬかとTiktokで話題になっていましたけど、やはりエディでした…。メインキャストは簡単には死なせられないですから仕方ないですね。
ウィルのマイクへの想い、あからさまな描写がないので好感がもてました。ゲイのカミングアウトがあるんじゃないか?と言われていましたが、そのシーンを持ってこないほうが今のところは良いですし、実際はどうなのか?今のところはわかていません。
ナンシーとジョナサンとスティーブの三人に関しては、次のシーズンでナンシーはスティーブとよりを戻す予感がありました。ジョナサンとは遠距離で自然消滅となってもおかしくないでしょう。
それにしても、ホッパー痩せたなー20キロくらいダイエットしたのでは?
ストレンジャーシングスでダスティンやウィルが歌う「ネバーエンディングストーリー」を解説しています^^